川三64パッド（Googleスプレッドシート版）を作ってみました。
Googleスプレッドシートで、64パッドを押さえる場所の、チートシート（早見表）が確認できます。（音は鳴りません…）
音を鳴らしてみたい方は、こちら。
▼こちら、展示版の方は、Googleアカウントの登録やログイン不要で、おさわりできます。
（※ただし、共同編集モードなので、同時に操作している方がいる場合、競合してしまう可能性はあります…！）
川三64パッド_v2.0.1（展示版）
▼こちら、無印の方は、Googleドライブでファイルをコピーする必要はありますが、誰にも邪魔されず、ご自分の環境で楽しめます。
（※デフォルトでは、全て保護されている状態なので、動かせません…。必ずコピーを！）
川三64パッド_v2.0.1
全体の設定
画面下側の「General」行が、全体（共通）の設定です。
なお、文字色がグレーのところは、現状、変更できないように設定されています。。
- General（全般）
- Fixed（パッドグリッドの固定）
- on C（Cに固定する）
- Horizontal（左右のインターバル）
- Chromatic（半音）
- Vertical（上下のインターバル）
- 4ths（4度。前項目「Horizontal」が「Chromatic」の場合は、全て「完全4度」音程になる）
- Octave（オクターブ。パッドの最低音のオクターブを、どこから始めるかというもの。川三64パッドでは、YAMAHA式を採用している）
- 5
- 4
- 3
- 2
- 1
- 0
- -1
- -2
- Octave Text（オクターブの文字(数字)の表示）
- (off)（オフ。表示しない）
- on（オン。表示する）
- Note Style（音名の表記。ここでは、臨時記号の表記をどうするかということ）
- #（シャープ）
- b（フラット）
- # & b（シャープ、フラットの併記）
- Note Text（音名の表示）
- (off)（オフ。表示しない）
- on（オン。表示する）
- Fixed（パッドグリッドの固定）
Scale（スケール）とChord（コード）
画面左側の「Scale」列、右側の「Chord」列で、それぞれ操作します。
Scale（スケール）
- Scale（スケール(音階)）
- Keynote（キーノート(主音)）
- (off)（なし。これを選択すると、スケールが非表示になる。コードだけ表示したい場合に便利）
- C
- C# = Db
- D
- D# = Eb
- E
- F
- F# = Gb
- G
- G# = Ab
- A
- A# = Bb
- B
- Name（名前。ここでは、スケール名ということ。モードも混ざっている。）
- Major (= Ionian)（メジャー(＝イオニアン)）
- 他6種（Natural Minor含む）
- Harmonic Minor（ハーモニック・マイナー）
- 他6種
- Melodic Minor（メロディック・マイナー）
- 他6種
- Major Pentatonic（メジャー・ペンタトニック）
- Minor Pentatonic（マイナー・ペンタトニック）
- Blues（ブルース）
- Chromatic（クロマチック）
- Whole Tone（ホールトーン）
- Half-whole Dim.（コンビネーション・オブ・ディミニッシュ）
- Whole-half Dim.（ディミニッシュ）
- Major (= Ionian)（メジャー(＝イオニアン)）
- Pattern（パターン。「Keynote」「Name」で選択したスケールの、何番目の音から始めるかというもの。なお、7音スケール選択時のみ、選択可能になる）
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- Degree（度数。度数の表示や表記の設定）
- (off)（オフ。表示しない）
- 1 – 7（1〜7度。）
- R, T（ルート(根音)とテンション。なお、3・5・7度は、前項目「1 – 7」選択時と同じ表記）
- 1 – 7 & R, T（1〜7度、ルート(根音)とテンションの併記）
- Ⅰ – Ⅶ（ローマ数字での1〜7度表記。7音スケール選択時のみ、選択可能になる）
- Select Octave（オクターブ範囲選択。全体設定で選択したオクターブの、何オクターブ上(あるいは下)からスケールを開始させるか、というもの）
- (all)（全て）
- ＋ 3（3オクターブ上）
- ＋ 2（2オクターブ上）
- ＋ 1（1オクターブ上）
- ± 0（同じオクターブ）
- − 1（1オクターブ下）
- − 2（2オクターブ下）
- Keynote（キーノート(主音)）
Pattern変更でモードを導き出す方法は、こちら。
（7音スケール選択時のみ、可能です）
Scale列で、Keynote、Nameの選択後、Patternの数字を変更することで、何番目のモードを表示するか選択できます。
— 三井田 (@para_meter_) November 8, 2025
例えば、Keynoteで「C」、Nameで「⚪︎1 Major (= Ionian)」を選択した後、Patternで「2」を選択すると、「D Dorian」が表示されます。 pic.twitter.com/m7JIbhppdZ
Chord（コード）
- Chord（コード(和音)）
- Diatonic（ダイアトニック。ここでは、ダイアトニック・コードを指す。「Scale」で選択・表示したスケールの、何番目の音でコードを積むかというもの。7音スケール選択時のみ、選択可能になる。なお、何らかローマ数字選択後に、やっぱり「Root」を選択したいという場合は、都度、こちらを「(off)」にする必要がある…）
- (off)（なし）
- Ⅰ
- Ⅱ
- Ⅲ
- Ⅳ
- Ⅴ
- Ⅵ
- Ⅶ
- Root（ルート(根音)）
- (off)（なし。「Diatonic」「Root」とも「(off)」にすると、コードが非表示になる。スケールだけ表示したい時に便利）
- C
- C# = Db
- D
- D# = Eb
- E
- F
- F# = Gb
- G
- G# = Ab
- A
- A# = Bb
- B
- Number of Note（音数。ここでは、コード(和音)の音数ということ）
- 1. Monad（モナド）
- 2. Dyad（ダイアド(二和音)）
- 3. Triad（トライアド(三和音)）
- 4. Tetrad（テトラッド(四和音)）
- Name（名前。ここでは、コード名ということ。前項目「Number of Note」の選択によって、こちらの選択肢も変わるので、注意…。なお、「1. Monad」選択時や、「Diatonic」で何らかローマ数字を選択した場合は、選択不可となる…）
- 「2. Dyad」選択時
- ＋ b2
- ＋ 2
- ＋ b3
- ＋ 3
- …など
- 「3. Triad」選択時
- (Major)（メジャー）
- m（マイナー）
- aug（オーギュメント）
- dim（ディミニッシュ）
- sus4（サス・フォー）
- …など
- 「4. Tetrad」選択時
- △7（メジャー・セブンス）
- 7（セブンス）
- m7（マイナー・セブンス）
- m△7（マイナー・メジャー・セブンス）
- m7(b5)（マイナー・セブンス・フラット・ファイブ＝ハーフ・ディミニッシュ）
- dim7（ディミニッシュ・セブンス）
- 7sus4（セブンス・サス・フォー）
- 6（シックス）
- …など
- 「2. Dyad」選択時
- Pattern（パターン。ここでは、コードの並びをどうする（どう転回させる）か、というもの。なお、「1. Monad」選択時は、選択不可となる…）
- Root Position（ルート・ポジション(基本形)）
- 1st Inversion（第1転回形。ルート・ポジション(基本形)の最低音が、1オクターブ上に移行したもの。Dyad、Triad、Tetrad選択時、選択可能になる）
- 2nd Inversion（第2転回形。第1転回形の最低音が、1オクターブ上に移行したもの。Triad、Tetrad選択時、選択可能になる）
- 3rd Inversion（第3転回形。第2転回形の最低音が、1オクターブ上に移行したもの。Tetrad選択時のみ、選択可能になる）
- Degree（度数。度数の表示や表記の設定）
- (off)（オフ。表示しない）
- 1 – 7（1〜7度）
- R, T（ルート(根音)とテンション。なお、3・5・7度は、前項目「1 – 7」選択時と同じ表記）
- 1 – 7 & R, T（1〜7度、ルート(根音)とテンションの併記）
- Select Octave（オクターブ範囲選択。全体設定で選択したオクターブの、何オクターブ上(あるいは下)からコードを開始させるか、というもの）
- (all)（全て）
- ＋ 3（3オクターブ上）
- ＋ 2（2オクターブ上）
- ＋ 1（1オクターブ上）
- ± 0（同じオクターブ）
- − 1（1オクターブ下）
- − 2（2オクターブ下）
- Diatonic（ダイアトニック。ここでは、ダイアトニック・コードを指す。「Scale」で選択・表示したスケールの、何番目の音でコードを積むかというもの。7音スケール選択時のみ、選択可能になる。なお、何らかローマ数字選択後に、やっぱり「Root」を選択したいという場合は、都度、こちらを「(off)」にする必要がある…）
ダイアトニックコードの出し方は、こちら。
（7音スケール表示後のみ、可能です）
7音スケール表示後、画面右側のChord列左上にあるDiatonicで、何番目のダイアトニックコードを表示するか選択できます。
— 三井田 (@para_meter_) November 8, 2025
例えば、Cメジャースケールの時に「Ⅰ」を選択すると「C△7」が表示されます。
また、Diatonic下のNumber of Noteで、和音の数を変更することも可能です。（トライアドなど） pic.twitter.com/I1aRT4CC4b
